民間ビジネスと言うのはまぁ如何に効率よく利潤を生みだすかという事が一つの目的である訳ですが、そのせいかどうか、基本的に善良な人も何かおかしくなってしまう事が多いように感じます。 ところが実際にはそういう事例は案外少なく、ユーザーに我慢してもらうという意図はなくても品質が低下していたり、社員に悪条件の労働を強いたり、一番よくあるのは下請け等の仕入れ先に泣いてもらって、とりあえず自分の所だけ利益を確保しようとする手法です。このような事では世の中全体の景気が良くなる筈もなく、そんな発想しか出来ない人間が経営管理に携わることが社会的な不幸の原因になっています。 企業努力として合理化という言葉がよく使われますが、やみくもなリストラやコストダウン等は全く合理的でなく、不条理そのものと言えるでしょう。人が必ず死ぬのと同じで、企業も永遠のものではないでしょう。生きている間にいかに自他共に豊かになるための役割を果たすかという事が使命ではないでしょうか。 地球に優しくする前に、人に優しくすることを経営者や政治家や全ての人が思えば日本も豊かになり、世界も平和になり、地球も綺麗になり、人々は生き生きと人生を楽しめる筈ですが…。 「この世は素敵で溢れているよ。
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