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　「野球見に行こか」って誘われて岡山まで連れて行かれ「エッ、甲子園と違うの？」って思ったけど、それはそれでちょっと楽しかったりする。
　葛切り食べに京都に行ったり、ラーメン食べに博多に行ったり…。ライブでの遠征もなかなか愉しいものがある。
　ワールドカップの応援に行く人達もきっとそうだろう。
　日常の枠を飛び越えて、ちょっとアホな事をしている感のある自分にいい感じにテンションが上がって、本来の目的の前に楽しさが湧きでて来る。

　「neco眠る」と言うバンドがあって、そのライブが楽しい。どこがどう楽しいのかと見てない人に訊かれても説明できない。音源も発売されているけど、それは楽しいライブを思い出すツールでしか無く、ライブを見ずして音源を聴いたり映像を見てもきっと伝わらないものがあるでしょう。
　しいて言えば、そのマイナー且つHOTなところが魅力で、個人的で勝手な思いですが、決して武道館ライブなどやって欲しくないバンドです。
　ビッグになったりテレビに出たりもせず、小じんまりしたハコで酒呑みながら盛り上がるバンドで居続けて欲しいと願ってます。

　私が「neco眠る」を最初に見たのは1年ほど前に「黒猫チェルシー」（このバンドについても後日書くことになるでしょう）を見たくてライブに行ったら３MANの対バンで出ていたのです（ちなみに主催は「ミドリ」でした）。従来インストバンドは余り興味がなかった私ですが、２～３曲聴いているうちにすっかり嵌まってしまった事を覚えています。ガーンでもドーンでもなくフワ～と嵌まって行く感じが珍しく、今でもどの辺がどう良いのか、自分でもよくわかりませんがとりあえず愉しいのです。

　皆さんは愉しい事、アホな事してますか？
　憂う材料には事欠かないこのご時世、時々は頑張ってアホになって、テンション上げてはしゃがないとカビが生えて腐ってしまいそうな雰囲気ですから。
「伊藤コープレーション（株）」さん（neco眠るのベース）を見習わなくては…。

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久しぶりのコラムです。
　いや～。昨年末に「これからは社会批判的なことではなく、明るい感じで書いていきます」なんて書いてしまったものだから、その後のニュースとか見てもわかる通り暗い話題には事欠かないけど、明るいものって…？という事でなかなか書けずにご無沙汰しました。　
　こうなればブログ風に個人的趣味の世界で展開させてもらう事にし、暫くはこんな感じが続くと思います。