ラマダホテルが2013年12月で閉館するそうだ。
東洋ホテルの頃からの付き合いで、この5~6年はかなり頻繁に利用していた。建物は老朽化し、部屋の水回りなど危なっかしい感じもあったが、最近はワールドワイドは集客で、ロビーにいるとどこの国にいるのか解らなくなる程、多国籍な人々で賑わっていたのに意外な感は否めない。
不精者の私には、地下鉄の御堂筋線直結で、車も玄関前にとめれば預かってくれ、近頃ではスタッフの多くにも顔を覚えてもらって重宝していた。中津は梅田まで歩いてすぐなのに、人ごみもなく落ち着いた街で、新大阪や十三も近く気に入っていたので残念だ。どこか代わりを探そうとしてもなかなか見つからない。というか車を玄関前にとめてキーを渡したら預かってくれるホテルというのが、そもそも余程特別で高価なところ以外見つからない。
近頃は、フルサービスよりもセルフサービスで、食事もバイキングやドリンクバーで、ガソリンも自分で入れるというのが主流みたいだ。人にサービスしてもらうよりも、自分で好きなようににするのがいいという事なのだろうか。不器用で不精な私にはなかなか厳しい。
バーゲンやアウトレットの賑わいをみても、多くの日本人は物に関心は強いが、サービスなど無形のものには余りお金を使おうとしない。モノは買わざるを得ないが、自分で出来ることは自分でして、その分少しでも廉価であることを望む人が多いようだ。
無形のものでも、ゲームやエンターテイメントはそれなりに需要が多いのだから、マメでタフな人が多いのだろうか。
「自分のことは自分でする」のは基本的にいいことだけど、サービスに甘え、感謝の気持ちでリフレッシュするのも大切な事ではないだろうか。
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