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コラム

第37回 エトス、パトス、ロゴス、とダイバーシティ、リダンダンシー
   

 ビジネスを行うにあたり重要なのは、信頼感(エトス)と情熱(パトス)と理論(ロゴス)だと云われている。私はお笑い芸人でもあるパックンがそう書いているのを読み、なるほどと思っただけで、一般的にはどこ迄そう云われているのかわからないが、そんな記述を他でも目にする。

 成程とは思ったがよく考えてみると、そうでもあるが、その逆の要素が必要と思う部分もある。
エトスというのは、外観的なイメージがあり、確かにジャージよりスーツの方がエトスが高いと思うが、デニムにTシャツならどうだろう。
 情熱(パトス)は勿論必要だが、肩に力が入ったり、独りよがりになるのはよくなく、「頑張る」より「リラックス」が大事でもある。
 理論(ロゴス)無くして戦略は無いが、多様性や冗長性も必要だと思う。

 近年の日本企業の多くは中途半端な感が否めず、競争力もイノべーションも育めないのではないか。
 効率重視で、アンチリダンダンシーではあるが、トップダウンでマスゲームの様に課題をこなす集団でもない。
 開発重視ではあるが、本当のところダイバーシティになじめない。その中間で効率主義と人権擁護とコンプライアンスとカスタマーズサティスファイを唱えてお茶を濁しながら、上司の顔色をうかがい、トップはメディアの様子をうかがっている感があるので、世界で勝てないのではないか。

 画期的なものはダイバーシティ(多様性)のるつぼにから生まれると思うし、真の安全や人間的な文化はリダンダンシー(冗長性)そのものではないか。

~ 冗長な蛇足 ~
 エトス、パトス、ロゴス。[タコスは関係ない。]
 ダイバーシティとリダンダンシー[ナンデードウシテーは関係ない。サカムケレシピは打首獄門同好会。]

 

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