軽機開発はリサイクルよりリモデルでCO2削減とコストダウンを提案します。
各種産業の研究用試作機は、より精度の高い成果を発揮するために、兼用ではなく専用機を作ることをお勧めします。そしてそれを改造して次の専用機に変えるのです。
全体をスクラップにして素材リサイクルをするのは、素材資源は生きますが莫大なエネルギーが必要で、多量のCO2を排出します。
類似装置に改造すれば、切断、溶接、切削、組み付け等の加工とツール部の最小限の新作で概ね80%の部材が融解する事なく再利用されます。
従来、「手の込んだ改造をするよりも、廃棄して新しく作った方がすっきりして却って安くつきますよ」と言うのがメーカーの主張でした。
実際キメ細かな改造には新作以上の高度な知識や技術が必要です。
しかし、資源やエネルギー、地球環境を考えると、これからはスクラップ・アンド・ビルドよりリモデルの時代ではないでしょうか。